こんにちは ランドスケーププロジェクトです!
キャンプインからだいぶ時間が経ってしまいましたが活動の報告をします!
今回は滝床編と題して、9月8日から14日にかけてランドスケーププロジェクトが設営した東屋「滝床」の製作活動を紹介します!
私たちランドスケーププロジェクトは現在、道の駅シルクの町かやの南にあるグランドゴルフ場の周辺環境の造園設計を提案しています。
そして今回、地域の方々に向けて発表した提案の一つの「滝床(たきゆか)」という東屋を実際に自分たちで試作してみることにしました。
これが提案した滝床の模型です
上の2枚は最初に作ったイメージのスタディ模型で、下の1枚は実際の土手のスケールに合わせて再設計した簡易模型です。
これは土手の上から床がせり出していて、そこで展望を楽しむ休憩スペースになり、その下は日陰になって、東屋としての機能を果たすという形の提案です。
東屋の機能の部分の坂になっている面に瓦を葺き、その上から水を流しておいて、草が生えてくるのを防止する機能と瓦の上を流れる水によって納涼感を得られたり、床の隙間から差し込む光に反射してキラキラ光ってキレイな風景ができるような仕掛けを考えました。滝床というネーミングは京都の鴨川で夏場に組まれる川床に似ているという事と、瓦に流れる水のイメージとこの地域の地名である「滝」を組み合わせて出来あがりました。
そして、この滝床を実際に自分たちで作ってみようということで試作しました。
まずキャンプインしてすぐに構造となる竹を切ってきました。
チェンソーも使いましたがのこぎりでも切りました!
思っていた以上にザクザク切れるのでびっくりしました。
枝を鉈で切り落としています。
道路の脇まで運び出し、
下でスタンバイしているかすみんにキャッチしてもらいます
切り出した竹の本数はざっと30本ぐらいです!
めっちゃしんどかったですorz
切り出した竹は
あっぷるふぁーむの方に大型トラックで運んでもらいました!
簡単に仕分けをして初日の作業は終わりました。
次の日の朝から部材の切り分けをしました!
ふじふじはこのキャンプイン中でずいぶんのこぎりの扱いがうまくなりました笑
僕はチェンソーの扱いに慣れました!
そんちょーは草刈り職人になりました。
労働後の飯が一番旨い!
おにぎりを食べているとカフェPJのメンバーが屋台を引いているところを目撃しました!
少し昼寝
労働中のしましんはただのイケメンでした
施工開始!
木槌で杭を打つこともかなり慣れました。
このあたりで進捗状況があやしくなってきて、ランドのメンバーだけでの人力による竹の運搬に限界がある事にやっと気づきました。。。
そして軽トラによって運搬してもらう事に
早い…
そして同時に片木チェックが入り、いままで作ろうとしてきた滝床では構造上問題がある事と、このままではフィナーレイベントに間に合わないという重い宣告を受ける事になりました。
そこで急遽作戦を変更し、立てた杭に交差するように、横向きに竹を2本番線で縛り、その上に土手から竹を並べるという方針をとる事にしました。
もともと違う設計をしていたため竹の長さがバラバラになり、逆にそれを利用してなだらかな波を描く屋根の構造にしました。
チェンソーで軒先を揃えます
そして完成したのがこれになります!
地面に余った竹をしきつめて寝転がれるようにしました!
立地条件は最高です!
まだ竹が余っていたので滝床までの道をつくりました
本来設計していたものと違うものを作ってしまう結果になりましたが、いかに自分たちが学校で建築の勉強をしているからと言って、それはまだまだ未熟なもので、実際に施工するとどれだけ現実が厳しいのかという事を実感し、結果的にいい経験になったと思います!
自分達で作った東屋で食う飯は格別に旨かったです
文章:長谷川
写真:そんちょー、ふじふじ、しましん 他
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