2014年12月1日月曜日

第7回検討会を行いました!

去る11月22日(土)、今年度7回目の検討会を滝公民館にて行いました。

キャンプアウト後初となる今回の検討会では、反省会ののち、
はじめての試みである「構想検討会」を行いました。


まずは、今年度の活動内容についての反省会。
事前に学生らがまとめた改善すべき点や至らなかった部分をもとに、地域の方から意見をいただきました。
ここでの議論は、今夏プロジェクトを取りまとめたメンバー、実行したメンバーそれぞれの胸に、しっかり刻まれたことと思います。


そして、今回の検討会の主題となる構想検討会。
コアメンバーを中心に、総勢9名が前に出て8つの「構想」をプレゼンテーションしました。

この日発表された構想のタイトルがこちら!

*与謝野町いきいき構想
*与謝野「クリエイティブ・パス」構想
*与謝野<さとやまセカンドホーム>構想
*与謝野人材バンク構想
*与謝野晶子に学べ!構想
*よさの未来構想
*「よさのシルバーパワー」構想
*よさの自然の都会化構想

食生活の改善から活気ある町を目指す【与謝野町いきいき構想】や、観光だけでなく、農業・スポーツ・芸術など、様々な切り口から交流人口増加を目指す【与謝野<さとやまセカンドホーム>構想】、与謝野でのローカルライフを再提案する【よさの自然の都会化構想】など、今後の活動やプロジェクト立案の核となる構想を発表。


これまで検討会でのプレゼンテーションというと、具体的なプロジェクトや活動内容についてが主な内容となっていました。
今回発表させていただいた”構想”は、それよりも1つ上のレイヤー(階層)に焦点を当てることで、今後のプロジェクトが「どのような背景からうまれたか」、「どのような手法で進めていくのか」、また「プロジェクトを実行した先にどのような未来を描くのか」といったように、具体案に縛られない議論をすることができました。



京都Xキャンプの活動は今年で3年を数えますが、今回の構想検討会のように、よりよい議論が交わせるよう学生側の提案内容も磨いていく所存です。

年内の検討会開催はこれが最後となります。
今年もおつかれさまでした。
そして、次年度にむけて頑張っていきましょう!

文章 : 中村琢【せきゆ】
写真 : 西馬晋也

2014年11月24日月曜日

11月23-24日、与謝野町へ。温江の陶芸家・真下さんの窯で食器制作ができることに!

こんにちは!!
食守の染色体です!!
今回もブログを書かせていただきますので、よろしくお願いします('◇')ゞ

11月23〜11月24日の2日間、与謝野町へ行ってきました!!


★11月22(土)

午後から、食守メンバーで8月に10日間の食事調査にご協力いただいた元へ伺い、食事を分析した結果をまとめた小冊子を配布しました。8月以来の再会でしたが、皆さんお元気そうで何よりです(^^)

ひとり一人の食事から見えた良いところや改善すべきところ、厚生労働省が定める食事摂取基準と比較したたんぱく質や食塩のグラフを取り入れながら、分析結果がぱっと見てわかるように工夫しました。

ただ結果を知るだけでなく、ひとり一人の食生活の問題に合わせたレシピもいっしょに掲載。冷蔵庫にかけていつでも見ていただけるよう、冊子には穴に小さなリングを通しました! これで毎日健康を意識しながら料理や食事をしてくださいますように…。

また、今回は私たちが学校の窯で制作した食器の試作品も見ていただきました。実際に持っていただいて、手のサイズを測ったり、食器のデザインについてのデザインについてのご意見を伺いました。




依田さんの食器については、気になるところが出てきたので改善しようと思います!!

ご協力くださった皆さん、美味しいコーヒーやお菓子をありがとうございました♪


★11月23日(日)

午前中は、昨日に引き続き夏に食事調査にご協力くださった方のもとへ。5名の方に食事調査をご協力いただいたのですが、それぞれ年齢や職業、家族構成が異なるため、当たり前ですが分析結果もバラバラ。分析結果をまとめた冊子を見ながら皆さんが積極的にご質問くださったので、作って良かったと嬉しい気持ちになりました!




午後からは……

夏前から食器のデザインについてアドバイスをいただいていた、温江にお住まいの山口さんのところへ。「そば祭りをやっているから、そこに来てね」とのことで、山の上で行われたお祭りに行ってきました。美味しい新蕎麦をいただき…大満足!!



山口さんから同じく温江にお住まいの陶芸家・真下さんをご紹介いただいたので、真下さんに試作した食器を見ていただきました。


私たち食守の活動について「面白いね」とおっしゃってくださり、なんと真下さんにご指導いただきながら制作させていただけることになりました!

12月に再度与謝野を訪れ、真下さんのアトリエで型どりを行う予定です。「与謝野で器を焼けたら」とは、夏前からの食守メンバーの夢でしたが、まさか実現できるなんて。山口さん、そして真下さんに本当に感謝です。これからよろしくお願いします!


食守の活動が大きく前身した2日間でした。
これから京都に帰って、またメンバーでご協力くださった方々からいただいた意見を元に、食器のデザインの改良をする予定です。


2014年11月17日月曜日

【山守】男山区の竹林整備に参加してきました!

おはようございます!

山守のそんちょ―です。
最近とっても寒いですね!
皆さん体調にはお気を付けください。

昨日11月16日(日)は与謝野町男山区に竹林整備を教わりに行ってきました。

お誘いを受け、私たちも参加させていただくことに。
場所は男山区の、天橋立が見える竹林!

地区の役員さんとボランティアの方々が集まっていたようです。
立ち向かうは、うっそうとした竹林。
50人がかりで挑みます!
竹林整備ボランティアに50人以上も集まるなんてすごいですね!


切っては、


運び、


積み上げます。




竹って、とても早く成長する上に、切ってもなかなか腐敗せず、整備が大変なんですね。
なので今回のボランティアのように、大人数でこまめに手入れをすることが大事だと思いました。

がっつり作業でしたが、普段から竹と戯れている私たちにはとっても楽しい作業でした。
山の事についてお話ししながら竹を運ぶ。
有意義な時間でした!

「今後は区の方でゆっくりと、小さな公園をつくっていきたい」と副区長さん。
天橋立も見える好ロケーションですし楽しみですね!

最後には、お土産においしいちくわなどもいただきました。
とってもおいしかったです!ありがとうございました!!



さてさて、来週22日19:30~は京都Xキャンプ検討会ですね!
滝・金屋区のみなさん!よろしくお願いします!!!




文:村重悠太
写真:西馬普也・村重悠太

2014年11月11日火曜日

11月2日、「手形スタンプで大江山をつくるワークショップ」を開催しました

こんにちは!いさじーこと、伊佐治美穂です。

111日に加悦地域公民館主催のイベントを地元の子どもたちと一緒に行いました。 
テーマは「大江山の鬼伝説」です!

大江山は2007年8月に国定公園に指定されており、四季折々の変化が楽しめる美しい山で
そこに伝わる鬼伝説は様々あるようです。

大江山の紹介(日本の鬼の交流博物館より)
http://www.city.fukuchiyama.kyoto.jp/onihaku/ooeyama/index.html
3つの大江山鬼伝説の紹介(日本の鬼の交流博物館より)
http://www.city.fukuchiyama.kyoto.jp/onihaku/densetu/index.html



そんな鬼伝説をテーマに地元の保育園・小学生・中学校・高校の子どもたちと協力してイベントを行いました!


まずは、鬼です!

加悦保育園の子どもたちと、かわいい鬼を先生方にお手伝いいただきながら制作しました。

鬼はパーツごとに色が違います。
好きな色を選んでもらい、カラフルな鬼の完成!


その後は、鬼の表情も描いてくれました。 
それぞれの表情や色の違いに注目です!



次に大江山です!

これからの秋の紅葉をイメージした大江山は、小学生の子どもたちとつくりました! 

キャンパスの大きさは1m×9m!
布にはちりめんを使用させて頂きました。

加悦中学校・加悦高校の文学部・美術部のボランティア学生4人のお手伝いのもとキャンバス制作。



京都嵯峨芸術大学で油画専攻の小澤さん(職守:すたぁ)や京都造形芸術大学大学院の日本画専攻の土井さんの指導のもと、布貼りを行ったり、型枠をつくったり。


ここからは、小学生の子たちも加わってペイント開始です!

色づくりも開始!




たくさんの色に興味津々の様子。

絵の具をキャンバスにのせるのには、手を使いました! 
お兄さん・お姉さんから上手な色ののせ方を教えてもらいながら挑戦!




どんどん色を重ねていきます!








最後に型枠をはがして、、



完成~!!



加悦地域公民館に展示予定ですので、
訪れた際はぜひ、ご覧下さい^^ 


文/伊佐治美穂・竹野那緖
写真/西馬晋也


2014年11月9日日曜日

地域の方一人ひとりの食生活に合わせたレシピ試作をしました

こんにちわ!
今回のブログを担当します食守の染色体です!!
近状報告します^^

11月6日(木)7時半から食守ミーティングを行いました!
今回のミーティング内容は、レシピの試作&今後の食守プロジェクトの大きなビジョン・発展に
ついてでした。

どんなレシピかと言うと、8月のキャンプイン中に5名の与謝野町の方にご協力いただいた10日間の食事の記録をもとに、一人ひとりの食生活に合ったもの。

例えば、食事記録から炭水化物不足とわかった方には…
お米を食べる習慣がないとのことで、無理にお米をすすめるのではなく、その方がお酒好きということもありお酒に合う「じゃがいもの線切り炒め」を。

そのように、同志社女子大学で食物栄養を学ぶ浦野さんを中心に、みんなで「この方はこんな味が好きだから」「よく食べると言っていた食材を使おう」と相談し、他4品を試作しました。


試作のレシピは順調に進み、無事に完成しました!!
これにプラス、ホイル焼きがつきます><
 ~↓試作品の調理の様子~

/ トントントン♬ \




/ グツグツグツ♫ \




出来上がった試作品は、
食守メンバーで美味しくいただきました^^
気になったところは、アレンジなどをして調整してます!

/ お、おいしいぃぃいいぃ~~♡ \



2014年9月25日木曜日

河和田町×与謝野町の意見交換会 「河和田アートキャンプ」10周年イベントに参加しました!

福井県鯖江市河和田地区で2004年より行われている学生が主体となって行う地域活性化プロジェクト「河和田アートキャンプ」が今年で10周年を迎えました。

そこで、9月20日(土)、21日(日)に、京都Xキャンプの学生メンバー12名と、与謝野町からお越しくださった13名の方々と10周年記念イベント「河和田アートキャンプ 10th Anniversary」のグランドファイナルに行ってきました!
(※与謝野町の方々は20日のみ)

⇒河和田アートキャンプについて、詳しくはこちら
【河和田アートキャンプWebサイト】http://www.aai-b.jp/ac/


河和田地区は漆器が伝統産業として有名。町には、たくさんの漆、蒔絵職人がいらっしゃいます。河和田アートキャンプは、「芸術が社会に貢献できることとは何か?」を活動理念に、通常のアートプロジェクトとは異なり「芸術を“鑑賞する”ための展覧会を開催」するのではなく、「芸術の創造活動が地域問題と向き合う活動となる」といった関係を考え、実践しています。

(写真)職人の杉本さん。イベント中は自宅にある工房を開放し、作品展示や漆器の説明を行ってくださいました。

(写真)河和田町主催のイベント「中道アート」では、たくさんの漆器が外で販売されていました。

(写真)「お土産に」と、与謝野町からお越しくださった皆様もお買い物中。

(写真)イベントでは蒔絵体験も!

京都Xキャンプは、山守、育守、食守、職守と4つのプロジェクトに分かれていますが、
河和田アートキャンプは河和田を俯瞰した視点から「モノ・マチ・コト・ヒト」の4分野に分かれています。

古民家の街並み、自然環境など、地域の風景を舞台にした創作活動「マチのアート」では、有効活用されることの少ない森の現状を知った学生が、河和田町のこの美しい森をより多くの方々に周知したいと考え、「森に服を着せる」ことでまずは森に興味を持ってもらおうと展示をしていました。


展示を通じて森の過ごし方や使い方を発見、再確認し、森を体感する時間が生活の中に増えることが目的とのこと。


思い出や記憶、印象、感情、感動など、カタチとして残らない領域の創作活動を行う「コトのアート」の活動のひとつとして開催された「おにぎりパーラー」は、河和田アートキャンプをあまりご存知でない地域の方々と広く、少しでも深く関わるため、そのきっかけとしてラジオ体操後に一緒に朝ご飯をつくって食べるというもの。



(写真)自分で好きなおにぎりの具をチョイス。具材は地域の方からいただいたお裾分けが多いそう。キャンプ期間中は、地域のラジオ体操の場に出向き、地域の方に朝ご飯として食べてもらったとか。

他にも、元養鶏場を活用した、学生の作品を展示するギャラリー「みさき」の見学や、


河和田町に住む独居老人のお宅をお借りしてカフェを行うことで、様々な人との交流を目的とした「丸山カフェ」など、様々な展示やイベントを見て回りました!

今年職守プロジェクトのメンバーとしてXキャンプに参加した嵯峨芸術大学3年の小澤さんは、「こういう所が与謝野にもあれば良いな、と思ったことが沢山ありました。芸術系の学生が中心となる河和田アートキャンプに比べて、Xキャンプは様々な専門分野を学ぶ学生が集まっているところが特徴だと思います。一人ひとりが『自分の専門分野をXキャンプに活かすんだ』という意識を高く持てば、さらに良いものができるのでは」と感想を話していました。


20日の15時からは、与謝野町と河和田町の皆さまにうるしの里会館にお集まりいただき、「意見交換会」を行いました。


10年目を迎える河和田アートキャンプと、今年で3年目となる京都Xキャンプ。与謝野町の皆さまからは、「学生とやってきて苦労したところ、また良かった点は?」、「学生との関わり方は?」などたくさんの質問が挙がり、それに河和田町の皆さまがご回答いただくという形で進んでいきました。


意見交換会を終え、今年のXキャンプ副代表を務めた同志社大学3年の川上さんは、

「河和田町の方々が、『学生』という広い受け皿で河和田アートキャンプに参加する学生と接していることがよくわかりました。
『学生のだれだれに来て欲しい、という個人の付き合いになるのでは?』という与謝野地域の方の質問に対し、河和田町の方が『学生は学生だし、そこにこだわりはない』とおっしゃっていたのが印象的。
でも、そこに個人同士の付き合いがないわけではなくて。例えばすれ違ったときに挨拶や世間話をする、町の方に教わったことに感謝するという学生側の態度が積み重なって、良好な関係を築き上げることができるんだなと思いました」。

姉妹プロジェクトとして、もう一つ美山もあります。
与謝野町の皆さんにとっては第2回目となる河和田地区の視察となりましたが、
学生メンバーも含めて今後、与謝野・河和田・美山の3地区への視察を定期的に行い、
意見交換を行う場が増やすべきでは、という声も学生から挙がりました。

たくさんの刺激をもらった2日間。
与謝野町の皆さま、河和田町の皆さま、ありがとうございました!

2014年8月28日木曜日

ちりめん街道で、お気に入りを探そう。 「うらちりあるき」に参加しました


こんにちは!
ブログを書くのはお久しぶりのせきゆこと中村です。

先日、ちりめん街道にて行われた「プレ うらちりあるき」に参加してきました*



▽「うらちりあるき」って?


ちりめん街道を気ままにそぞろ歩いて、
道中で見つけたお気に入りの「もの・人・場所」を
おのおの持参したカメラに収め、
シェアしあおう、というイベントです。

この日参加していたのはちりめん街道女子会の方や
海の京都実践者会議のメンバーに道の駅のスタッフさん、
そして京都Xキャンプの学生などなど。

ちりめん街道をすでによく知っておられる方から、私たちのように勉強中の身まで
さまざまな人が参加していました。

▽「お気に入り」を、探そう。

私の撮った写真の一部をご紹介します!

あんぱんと牛乳を頂いた吉岡牛乳さんの店先で見つけた、
レトロかわいいアイロン。


てづくりのちりめん雑貨も扱っている小林さん。

カラフルなうさぎをぱしゃり。
古くなった生地を有効活用しているのだとか。

天満神社へとつづく階段。

石段を登った先から見える景色に感動。
この写真ではあまりお伝えできないのが残念です、、

ちりめん街道の新名所(?)、
めだかの学校で見つけたあひる夫妻。


まんまるずんぐりな灯籠。


▽やすらの里で、お昼ごはん。

やすらの里でお昼をいただきました。
豆腐コロッケやチャンプルー、酢の物と
とってもヘルシーでおいしい日替わり定食でした。

▽午後は写真を持ち寄って、マップにシェア。

プリントした写真に、ひとつずつコメントを添えて、
マップに貼っていきました。

写真入りのマップは、
与謝野町観光協会さんに置かれる予定とのこと!

個性的な写真も多く、
それぞれを眺めるのはなかなか楽しい時間となりました。


今回は「プレ」イベントということで、
今後も継続的に開くそうです。

ディープなちりめん街道の魅力を、あなたも探しに行きませんか?


本文と写真: 中村 琢 [せきゆ]