2016年3月14日月曜日

キャラバンツアー!


ブログでは初めまして!
京都工芸繊維大学の1回生アンディ(山根圭太)です。
春キャンプのイベント記事がどんどん上がってきていますが、今回は3/2~3/4に実施されたキャラバンツアーについて書いていきます!


キャラバンツアーとはなんだ?
今回、京都で活躍する学生団体や一般学生と、Xキャンプ・アートキャンプの活動する美山・与謝野・河和田を巡るツアーをキャラバンツアーと名付けました!3地域を実際に見てキャンプの魅力を感じてもらい、今後のコラボレーションや活動のヒント、また勧誘など具体的な次のアクションにつながることを目指して企画したんです。ぼくらXキャンプのメンバーも美山・河和田に行くのは初めて。キャンプメンバーも他の地域をお互いに知れるいい機会となりました!


3月2日〈美山〉
市内から学生を詰め込んだ4台の大型車は、まず最初に美山の北村に到着です。北村では茅葺の家と田舎らしい町並みを満喫。その後、僕ら与謝野から直接来た組も合流して昼食をいただき、午後からは茅葺体験!職人さんに教えてもらいながら屋根に登って茅を葺く目に見える仕事から、下での掃除・茅の運搬まで茅まみれになりながらも充実感に溢れる時間を過ごしました。同じようにやっているつもりでも、職人さんの作る屋根のラインはピシッとそろい、さすが!の一言でした。

夜ご飯は鍋!地域の方も交え、みんなで鍋をつつき合いました。あちらこちらで鍋奉行、いえ鍋男子?が登場!美味しい雑炊までいただきました。
その後は福知山温泉に入り、与謝野で次の日の準備を聞いてグループ分け&チーム名を決め、そしてたきこみに布団を敷き詰めてみんなで雑魚寝!

3月3日〈与謝野〉
味噌汁とまめっこ米おにぎりで目を覚まし、二日目スタートです!
日中は与謝小での裂き織りワークショップ体験、柴田織物の見学(チームによっては与謝娘酒造、あっぷるふぁ〜むの見学をした人も)、鳴滝の森広場散策を行いました。
与謝小での
僕の行った柴田織物さんではたくさんの素材などを見せていただきながら、柴田さんが取り組んでいることを話していただきました。もともと縫い取りちりめんの会社でありながら生糸の新しい生産方法にチャレンジしていたり、イラストレーターなどを駆使して新しい柄をつくっていたり、PCソフトと大型ディスプレイ導入で受注販売の仕組みを考えていたりと、次から次へと新しいことにチャレンジされており、人生観までもを教わりました。
お昼ご飯は3/3日ひな祭り!ということで、与謝野の郷土料理のばらずしをいただきました。おのえうどんもばらずしも大好評!ぱるぱるさん、いつもありがとうございます!
お昼





2016年3月6日日曜日

裂き織りWS@リフレかやの里・加悦地域公民館・旧尾藤家住宅

こんにちは!久しぶりに登場しました!サケミです。
前回ぱるぱるさんが、ブログでお伝えした【裂き織りWS「椿がつなぐ 千人さきおり」】の
わからない方はこちらをお読みください☆→http://kyotoxcamp.blogspot.jp/2016/03/ws.html

今回はリフレかやの里、加悦地域公民館、旧尾藤家住宅でおこなった裂き織りワークショップの
様子をお届けします!

2月27日@リフレかやの里
リフレかやの里でおこなった第1回目のワークショップには小さい子どもさんから実際に織物をやってらっしゃるベテランの方、たまたま通りかかられた方など、さまざまな方が来てくださいました。
みなさん楽しそうに夢中で織っておられました。

2月28日@加悦地域公民館
第2回目のワークショップでは図書館で勉強をしていた受験生の子たちが息抜きに織ってくれたり、
小学生の子がたくさん来て織ってくれしました!
みんな夢中でどんどん織っていて、小さい子もやっているうちにコツをつかんでいき最後は一人で織れるようになっていました!






3月6日@旧尾藤家住宅
ワークショップ最終日は旧尾藤家住宅にておこないました。
この日は、ひなめぐりマルシェがおこなわれていたということもあり、いろいろな地域の方が来られました。
みなさん興味津々で裂き織りを体験されていました!


老若男女問わず夢中でどんどん織っておられ、色とりどりで一つひとつに個性があり、とても綺麗でした。



そして味わい深い素晴らしいものが織りあがっていきました。

ワークショップにご参加くださった皆さま本当にありがとうございました。
ぜひ完成品を見に来てください!









╲2015年度卒業生を送る会/

こんにちは!
今日のブログ担当はノリコです。

3月5日はプチ検討会&卒業生を送る会でした!
その様子をご報告したいと思います╲(^o^)/


このブログを書く前に昨年度の卒業生そんちょーさんのブログ2014年度卒業生ありがとうございました。を読んだんですけど、この一年もあっという間やったなあとびびってます。送り出される側になったのか…と感慨深いですね。なんと今年の卒業生は13名!(今回与謝野に来れなかったメンバーも含めるともうちょっといます。)来年度は京都Xキャンプ与謝野が活動を始めて5年目ということもあり、ひとつの大きな転換期になるのではと感じています。

ではでは!

まずは春キャンプの締めくくりでもあるということで、プチ検討会!
参加してくださった地域のみなさんの「この地域の課題を解決したい」、「Xキャンプとこんなことをしてほしい」という思いと、学生メンバーの「こんなことをしたい!」という思いを話し合いました。
「与謝野町で軽トラで観光ラリー」、「既存の商品のさらなる販路開拓」、「カジュアルに入れる山つくり」などなど…
たくさんのアイデアが生まれ、来年度以降の活動を考えるヒントになったかと思います。来年度からの活動が楽しみ!!



そしてここからは卒業生を送る会~!


昨年度に引き続き町長にお越しいただき、卒業生一人ひとりに特別住民票(法的効力なし。卒業証書みたいでうれしい)を贈呈くださりました。山添町長のお人柄もあるとはもちろん思うのですが、こうやって何度も自治体の首長にお会いし名前も覚えていただくなんてすごいことだよな~と感動。


そして卒業生にはたくさんのプレゼント!
地域の方が描いてくださった似顔絵。に、似てるぅ~~~!!!地域の方の意外な一面が見られてめちゃくちゃ楽しかったです。この似顔絵は宝物にします♡

上映されたムービーではお世話になった地域の方からのメッセージと、与謝保育園の子どもたちから歌のプレゼント…。もうここでみんなぎゃんっぎゃんに泣きましたね。
京都Xキャンプを通して本当にたくさんの方たちと深く濃く関わらせていただきました。


お忙しいなか会いに来てくださった地域の方々やたくさんのお祝いの品、会いたいなあと思うひとたち、また行きたいなあと思う場所……。いろんなことが思い返されて、わたしにとって京都Xキャンプに参加した2年間と与謝野町がとても大切なものになっていると実感しています。

特にわたしは育守で、素直で元気いっぱいな与謝野の子どもたちや保護者・先生方などたくさんの人と直接関わることが多く、プロジェクトを通して伝えたい「なにか」があることに加えてどれだけ誠実に人やプロジェクトに向き合えるかということも同じくらい大切なんだと考えさせられました。
夏の発表会での子どもたちと竹水鉄砲つくりの様子



そして、一緒に活動してきた学生メンバーたちへ。
先に卒業された先輩方や同期のメンバー、後輩たちとは京都市内でもミーティングで毎週会い、与謝野町でのキャンプ中は毎日をともに過ごし、兄弟姉妹がたくさんできたように感じています。
分野は違えども、ひとつのことについて真剣に話し合い、高め合うことができる関係ってとっても素敵でとっても貴重だなあと。最初は「サテライトオフィス」とか「レイヤー」とかもうカタカナばっかで意味不明(゜_゜)となっていたけれど、使う言葉が違うから、別の視点を持っているから、それぞれのプロジェクトでおもしろみが深まってるんじゃないかなと考えています。学生メンバーから学ぶことも多々あり、みんなのおかげで刺激的な毎日でした!もっともっとたくさんの学生にこの経験をしてみてほしいなと思います。



京都Xキャンプに参加してどんな人に出会い、どんなことを経験し、学び、考え、感じ、今何を思うのか。学生メンバーひとりひとり違うだろうと思うのですが、卒業生のひとりとしてこのブログを書かせてもらいました。思い出や感謝など書きだすときりがないですね。

卒業はしましたが、これから今まで以上に多様な立場から京都Xキャンプに、与謝野町に関わることができればと思います。
最後になりましたが、与謝野町のみなさん、大変お世話になり本当にありがとうございました!!
これからもよろしくお願いします(^^)!



文章:川上典子
写真:西馬、川上典子


2016年3月4日金曜日

キャラバンツアー!

ブログでは初めまして!
京都工芸繊維大学の1回生アンディ(山根圭太)です。
春キャンプのイベント記事がどんどん上がってきていますが、今回は3/2~3/4に実施されたキャラバンツアーについて書いていきます!(長くなっちゃいましたが、写真の気になるところだけでも読んでみてください^^;

キャラバンツアーとはなんだ?
今回、京都で活躍する学生団体や一般学生と一緒に、京都Xキャンプ・河和田アートキャンプの活動拠点である美山・与謝野・河和田を巡るツアーをキャラバンツアーと名付けました!3地域を実際に見てキャンプの魅力を感じてもらい、今後のコラボレーションや活動のヒント、また勧誘など具体的な次のアクションにつながることを目指して企画しました。ぼくら京都Xキャンプのメンバーも美山・河和田に行くのは初めて。キャンプメンバーも他の地域をお互いに知れるいい機会となりました!


32日〈美山〉
市内から学生を詰め込んだ4台の大型車は、最初に美山の北村に到着です。北村では茅葺の家と田舎らしい町並みを満喫。その後、僕ら与謝野から直接来た組も合流して昼食をいただき、午後からは茅葺体験!職人さんに教えてもらいながら屋根に登って茅を葺く目に見える仕事から、下での掃除・茅の運搬まで茅まみれになりながらも充実感に溢れる時間を過ごしました。同じようにやっているつもりでも、職人さんの作る屋根のラインはピシッとそろい、さすが!の一言でした。
茅を実際に葺かせていただきました! 
夜ご飯は鍋!地域の方も交え、みんなで鍋をつつき合いました。あちらこちらで鍋奉行、いえ鍋男子?が登場!美味しい雑炊までいただきました。
その後は福知山温泉に入り、与謝野で次の日の準備を確認してグループ分け&チーム名を決め、そしてたきこみ(滝区公民館のメンバー内での愛称です!笑)に布団を敷き詰めてみんなで雑魚寝!

33日〈与謝野〉
味噌汁とまめっこ米おにぎりで目を覚まし、二日目スタートです!
日中は与謝小での裂き織りワークショップ体験、柴田織物さんの見学(チームによっては与謝娘酒造さん、あっぷるふぁ〜むさんの見学をした人も)、鳴滝の森広場散策を行いました。
与謝小での裂き織りワークショップでは、裂き織りに真剣な子ども達を学生がマンツーマンでサポート。説明をすぐに吸収して織っていく子ども達は職人さながら!時間が来ても「まだやりたい!」。楽しんでもらえてよかったです^^
柴田さんが来ておられる着物もオリジナルデザイン!
が見学に行った柴田織物さんでは、たくさんの素材などを見せていただきながら柴田さんが取り組んでいることを話していただきました。
もともと縫い取りちりめんの会社でありながら生糸の新しい生産方法にチャレンジしていたり、イラストレーターなどを駆使して新しい柄をつくっていたり、PCソフトと大型ディスプレイ導入で受注販売の仕組みを考えていたりと、次から次へと新しいことにチャレンジされており、人生観までもを教わりました。
「ねぎもっといる人〜?」『はーい!』
お昼ご飯は3/3日ひな祭り!ということで、与謝野の郷土料理のばらずしをいただきました。うどんもばらずしも大好評^^。尾上製粉所さん、料理長のぱるぱるさん、いつもありがとうございます。
上着を脱ぐほどポカポカの散策日和♪
お昼ご飯を食べ終わったら、山守の活動拠点である鳴滝の森ひろば散策へ出発!天気も良く最高の散策日和で、歩きながら「ここで建築のコンペやったらいいんじゃない?」などいろんな話に花が咲きました。その後は道の駅シルクの里でシルクアイスをいただきました。とろけるくちどけでこちらも大好評!与謝娘酒造さんのいい噂を聞いた学生は、ここでも与謝娘をゲット^^+。
その後は山添町長にお時間を取っていただいて、与謝野町が今取り組んでいることについて語っていただきました!ここでは学生からの質問コーナーも設け、たくさんのまちづくりに関わる質問をさせていただきました。丁寧にお答えいただきありがとうございました!
この後は河和田に移動して温泉で疲れを癒し、河和田アートキャンプの拠点に到着しました。みんな思わず「わぉ..」立派な古民家のリノベーション。僕らもやってみたい!!
ここからは「キャンプ体験ワークショップ」。31組で、自分の興味、特技や自身が所属する団体の活動を掛け合わせたプロジェクトを考えました。時間の制限もあるなか、移動中に車内で話したことをまとめて発表!片木さんの講評を聞いて、様々な視点からの見方を知りさらなる成長につながるいい体験ができました。
片木賞を受賞した酒粕PJ。目の付け所がポイント
34日〈河和田〉
さて、いよいよキャラバンツアー最終日。この日は河和田の魅力をたっぷり見せてもらいました!
まずは歩いて漆の里会館とHacoaの工房兼販売所へ。道中河和田アートキャンプのプロジェクトの1つである「林業とアート」の作品の小屋を発見。見た目より中は広く、「うちの庭にも欲しい!」という声も。
漆の里会館では漆塗りの技術の詰まった山車に思わず見入ってしまいました。豪華で大胆な絵も細部まで研ぎ澄まされた職人技で作られていて、思わずため息の出る美しさでした。Hacoaでは製造過程を急ぎ足で説明してもらい、店内を回りました。あれもこれも触ってみたくなる、木のぬくもりあるかっこいい小物たちでした。
Hacoaの工房にはみんな興味津々!
お昼ご飯は大根おろし蕎麦!これはこの地域の食べ方だそうで、冷たい蕎麦と大根おろしのピリリとした辛みがぴったり。ごちそうさまでした!
お昼からは以下の4つのコースに分かれて見学しました!
・ディープ河和田コース:木地作りのろくろ舎と上塗り職人さんを訪ねる
・漆職人コース:漆の塗られて行く行程を、それぞれの職人さんの家を回りながら見学する
・一乗谷コース:朝倉氏の栄えた一乗谷とお寺を、お寺の方に案内してもらう
・ヤマト工芸コース:ロフトなどにも商品を置くヤマト工芸さんを見学する
それぞれのコースともに職人さんの技、言葉に感動してみんな帰ってきました!
これぞ職人技!木地づくり職人のいるろくろ舎にて。
楽しかったキャラバンツアーもこれでおしまい。西山公園によって、お土産を購入して帰路につきました。
この三日間ともに本当に天気に恵まれ、最高の晴天のもと、どの地域もそれぞれの良さを紹介できたのではないでしょうか?
「市内でやってること、ここに持ってくるともっと面白くなるかも。」
「ここなら思いをカタチできる場がある!」
「こんなプロジェクトやってみたいな。」
など場所の、人の、キャンプの魅力を感じてもらうことができたなら幸いです^^
キャラバンで知り合った仲間同士で、また新たな流れが生まれるはず。
人を、地域を知らずにいるのはもったいない!これからも新しい出会いを大切にすると同時に、その場づくりもやっていきたいなと企んでおります^^。


裂き織りWS@与謝小学校




こんにちは!久しぶりのブログ更新になんだかどきどきしているぱるぱるです*


春キャンプが始まって、早くも2週間あまり。。。
京都Xキャンプ与謝野では、春キャンプから4月開催の全国椿サミット
に向けて、裂き織りWS「椿がつなぐ 千人さきおり」を実施してきました。


「椿がつなぐ 千人さきおり」とは?
椿のはなびらで染めた糸と、地域の方からいただいた着物や反物を裂いたものを使って、
タペストリーを作成。タペストリーは椿サミットで展示し、その後トートバッグを作成して、
町の図書館に寄贈します。


薄黄色の縦糸と赤色の生地を織り込んでいる


椿・着物・反物集め、椿染め、裂き織りのすべての工程で地域の方にお手伝いいただき、
作りあげていく、つまりバトンをつないでいくWSです。



3月1日、3日は与謝小学校でWSを行いました!与謝小には子どもXキャンプなどで
いつもお世話になっていおり、知っている顔がちらほら^^



1日目は、高学年のみんなが体験してくれました!
最初は戸惑っていた子どもたちですが、コツをつかむとどんどん織ってくれて、
思ったよりも早く進んで、むしろこちらの縦糸のセットが追い付かないくらいでした(笑)




一生懸命、トントンと織り上げる子どもたち

特に6年生は、ものすごいスピード!!本当にびっくり!時間がたつのが早く、
「もう終わりなん!」と、子どもたちも織り足りないようでした。
一日でたくさんのタペストリーが完成しました!



色とりどりのタペストリー

4年生が織っていた続きを、5年生が織り、それをまた6年生が織りと、リレーみたいに
繋ぎました。その場その場で好きな糸も選んでいくのですが、完成してみるときれいな色合い
が自然とできていて、おもしろい!

みんなとても楽しんでくれていてよかったです!


2日目は、参加できていないのですが、キャラバンツアーの学生が参加し、楽しんでもらえてた
ようです。


与謝小学校のみなさん、ありがとうござました!





文章:浦野遥(ぱるぱる)
写真:原田美帆