2月25日、私たちは京都府南部の和束町にて、
お茶についてのワークショップを開催しました。
ちなみに和束町とは、京都府南部の山間の町で、古くからお茶の栽培が盛んな地域。
なんと宇治茶の4割近くを生産するお茶の一大産地なのです!
このワークショップは、私たちだけでなく、和束町の方々と協力して、企画から当日の運営までを行いました。
当日は、市内から来られた方など、総勢約20名の方がワークショップに参加してくださいました。
では早速、写真とともに当日の様子を振り返っていきましょう!
ワークショップ会場に入ってすぐ、参加者の皆さんを驚かせたのが、コチラ。
これ、何だと思いますか?
実はこれ、茶葉を手揉みで乾燥させるときにつかう、「ホイロ」と呼ばれるものなのです。
このホイロを用いて、プロの方々に茶葉の手揉みを披露していただきました!
このように、ホイロの全体に乾燥前の茶葉を広げて、
ひたすら揉みます!ひたすら、ひたすら!!!
手揉みの全行程を終えるのにはかかる時間はなんと3時間以上!
プロの方々の、流れるような手さばきが本当に美しかったです。皆さん釘付けでした。
プロの方々が手揉みを続けている中、参加者の皆様はお茶についてのお勉強タイムに移ります。
お茶の製法や、茶畑の形についてなど、お茶に関する様々な知識を教えて頂きました。
皆さん熱心に聞いていました!
ここからはグループ別行動。まずは「茶葉手揉み体験」です!
さきほどのプロの方の手揉みの工程の一部を、皆さんに体験して頂きました。
ホイロではなくホットプレートを使い、乾燥させ、取り出して揉み、ふたたび乾燥させ・・・のくり返し。
うまく出来ましたか?
ちなみに自分で揉んだ茶葉は、パッケージに入れてお持ち帰り。
自分で揉んだだけに、なんだか愛着が湧きました。
さて、続いて「利き茶体験」
出されたお茶がそれぞれどの種類なのか、目と、香りと、味を頼りに見極めます。
この日出たお茶は、「煎茶」「かぶせ茶」「てん茶」「玉露」の4種類。
それぞれ作られ方が違うため、味も香りも全く変わってきます。
その変化にみなさん驚いていました!
続いて一行は外に飛び出し、マイクロバスに乗って「茶畑見学」へ!
そこには見渡す限りの茶畑という、すばらしい光景が広がっていました!
これも和束町ならでは。熱心にカメラにおさめている方もいらっしゃいました。
「手揉み体験」「利き茶体験」「茶畑見学」と盛りだくさんのワークショップもこれにて終了。大盛況のうちに幕を閉じました。
参加者の方々には、当日の夜に行われた灯りイベントもお楽しみいただいたのち、
市内に帰る方々の乗る最終バスを見送ってお別れ。お越しいただき本当にありがとうございました。
運営する側の私達も、楽しい一日となりました!
来ていただいた方、そして一緒にワークショップを作ってきた和束町の皆様に感謝!!
そしてそして、おいしいお茶にも感謝!
記事:松本
写真:黒越、西馬
0 件のコメント:
コメントを投稿