2012年2月25日土曜日

和束町にて、お茶ワークショップを開催しました!

2月25日、私たちは京都府南部の和束町にて、

お茶についてのワークショップを開催しました。

 

ちなみに和束町とは、京都府南部の山間の町で、古くからお茶の栽培が盛んな地域。

なんと宇治茶の4割近くを生産するお茶の一大産地なのです!

 

 

このワークショップは、私たちだけでなく、和束町の方々と協力して、企画から当日の運営までを行いました。

当日は、市内から来られた方など、総勢約20名の方がワークショップに参加してくださいました。

 

では早速、写真とともに当日の様子を振り返っていきましょう!

 

ワークショップ会場に入ってすぐ、参加者の皆さんを驚かせたのが、コチラ。

これ、何だと思いますか?

 

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実はこれ、茶葉を手揉みで乾燥させるときにつかう、「ホイロ」と呼ばれるものなのです。

このホイロを用いて、プロの方々に茶葉の手揉みを披露していただきました!

 

このように、ホイロの全体に乾燥前の茶葉を広げて、

 

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ひたすら揉みます!ひたすら、ひたすら!!!

手揉みの全行程を終えるのにはかかる時間はなんと3時間以上!

プロの方々の、流れるような手さばきが本当に美しかったです。皆さん釘付けでした。

 

 

プロの方々が手揉みを続けている中、参加者の皆様はお茶についてのお勉強タイムに移ります。

お茶の製法や、茶畑の形についてなど、お茶に関する様々な知識を教えて頂きました。

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皆さん熱心に聞いていました!

 

ここからはグループ別行動。まずは「茶葉手揉み体験」です!

さきほどのプロの方の手揉みの工程の一部を、皆さんに体験して頂きました。

 

ホイロではなくホットプレートを使い、乾燥させ、取り出して揉み、ふたたび乾燥させ・・・のくり返し。

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うまく出来ましたか?

 

ちなみに自分で揉んだ茶葉は、パッケージに入れてお持ち帰り。

自分で揉んだだけに、なんだか愛着が湧きました。

 

 

さて、続いて「利き茶体験」

出されたお茶がそれぞれどの種類なのか、目と、香りと、味を頼りに見極めます。

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この日出たお茶は、「煎茶」「かぶせ茶」「てん茶」「玉露」の4種類。

 それぞれ作られ方が違うため、味も香りも全く変わってきます。

その変化にみなさん驚いていました!

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続いて一行は外に飛び出し、マイクロバスに乗って「茶畑見学」へ!

そこには見渡す限りの茶畑という、すばらしい光景が広がっていました!

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これも和束町ならでは。熱心にカメラにおさめている方もいらっしゃいました。

 

 

「手揉み体験」「利き茶体験」「茶畑見学」と盛りだくさんのワークショップもこれにて終了。大盛況のうちに幕を閉じました。

 

参加者の方々には、当日の夜に行われた灯りイベントもお楽しみいただいたのち、

市内に帰る方々の乗る最終バスを見送ってお別れ。お越しいただき本当にありがとうございました。

運営する側の私達も、楽しい一日となりました!

 

来ていただいた方、そして一緒にワークショップを作ってきた和束町の皆様に感謝!! 

そしてそして、おいしいお茶にも感謝!

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記事:松本

写真:黒越、西馬

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